大きな悩みや不安も案外そうでもなかったはなし


正直、話すことに抵抗があったんですけどもう話して大丈夫な時なのかなと。

今オラクルカードやスピリチュアルと称される世界に身を寄せるようになって、今までぬいぐるみを制作したりそちらで活動していた私を、応援してくれたり見て下さっていたみなさん、クリエイターとして繋がりや交流があったみなさんにどんな風に思われているのか、考えるのがとても怖かったんです。

私の家は神社に仕える神職家系です。でも祖母も両親も必要以上にうるさく言う事もなく、思春期までスピリチュアル、宗/教を気にするような生活はまーったく送ってこなかったんです。みんなの家でもこういう感じなんだよね?って口に出さなくても別にいいもの、そんな捉え方でした。
(田舎だから余計にそう思っていたのかもしれません)

だから、少し大人に近付いて交友関係が広がった時に自分の家関連の話題になった時に肌で
「あ、ちょっと距離とられた…」
と感じ取る瞬間があって、それからはスピリチュアルの話も家の話もする事を避けました。自分の当たり前は普通じゃないんだ、あまり口にするものではないんだ、と悲しくなったんですよね。

その時の事がフラッシュバックし、示されたスピリチュアルの方向に自分が飛び込んだ事で周りから変な風に見られてしまうのではないかと「住み分け」という手段を取りました。

でもそれは、大人になって個性の世界で生きてきた事を思い返した時、出自も一つの個性に過ぎないのだと分かりました。

思い返せば家業に囚われず、神主をしつつ好きな時に好きな場所へ旅行に行ったりお稽古ごとを楽しむ祖母や、婿入りしてまさかの神道に入ってもレコードや古本を収集し、小洒落た喫茶店まで「サーキットの狼」と自ら名乗り車をかっ飛ばしていた父の背中を見て育っていたのにね。どうあろうと自分は自分だし好きな事はする、周りにいた人達はそう生きていました。

興味のある事が一つ二つ増えただけで、根っこの部分は変わらない。胸を張って「興味がある!好き!」って言って飛び込んで全然いいんだと。暗いイメージのあったスピリチュアルも、やりようによっていくらでもイメージが違う事も知ることができました。


古いやり方、今までのやり方では通用しない世界に入っている今、私が幸せだなと思う生活も、やりたい事も、今までの概念をぶちこわして掴み取らなければならないものなんですよね。恐れずに行動を起こしてひっくり返していけたらいいなと思ってます。

私は私、それは揺らがない。


自分らしい道を切り開いていきたいのは変わらず。かわいいクリエイターイベント等でリーディングしたいなと思ってるので、有志のみなさんお声がけお待ちしてます☀️笑
多分カードのデザインとかみんな好きよこれ!!

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